だるま日記

48歳からの七転び八起き

14歳少年の心は謎だらけ

こんばんは。だるまです。
 
この1ヶ月は自分のケアで精一杯でしたが、ふと周りを見渡すとあれやこれや大変な日常が飛び交っています。
 
久々に実家に帰ると、妹の息子→中学2年の甥っ子が警察に補導される、毎日学校からの呼び出しもあり相当な反抗期に入っていると。
 
ついこないだまでまだまだ子供だったのに、一気に背も伸びて。
 
誰にでもある反抗期だろ
とたかを括っていたがどうやらそんな単純な事でもないらしい。
 
3歳から、熱血父親のスパルタサッカー教育を受け続け、毎日毎日サッカー三昧。
熱心に何か打ち込む事はいい事だけど何事もバランスが大事。
 
鬼のように怒鳴られて、叩かれたりもして、
これって指導の域超えてるけどな。と。
そして、父親に認められてたく必死にやってるように私からは見えていたから本当にやりたいのだろうか?と思う事は多々あった。
ただ本人が泣きながらもやり続けてるのだから外野がどうのこうのいう事はできないし。て。
 
小学5年の時全国大会にも出て、すごいやん!
てここまでは良かったが、その後早くも人生の挫折を感じ取ってしまったか、サッカー熱も下がる一方。
でもこれって、父親の言葉が影響してると思う。
「そんなレベルなら辞めてしまえ」とか
「今までどんなけお金使ってきたと思ってるのか!」とか
 
はー?
親のお前が勝手に強引にさせてきて、お金の話しとか子供の前で言うか?
 
と外野は思っていたけど、人の家庭に口出しもできないしとモヤモヤしていた。
 
合宿だって本当は行きたかったやろうけど、怪我した事もありレギュラーではなくなったのも相まって、行かない!と。
それは父親が合宿いかせないとか言ったからやのに。
父親は、そんな気持ちでサッカーやってても無理やな!と追い討ちをかける。
 
そんなこんなで、中学に上がったタイミングで、父親が単身赴任に。
それキッカケに甥っ子の心は一気に壊れ始めたようで。
まるで父親に反抗しているかのように勉強もしなくなり、授業にも出ず、所属していたサッカークラブは、文武両道を約束としており成績が落ちたらクビになる制度。
サッカークラブの同級生達が監督に直訴してくれたみたいだけど、ルールはルール。
 
こんな子供が、早くも人生を諦めたような行動を取るとなんともやりきれない。
 
親も、ジジババも怒るばかりで、余計に火に油。
本人の話しを聞いてあげたいが、本人もなんだかわからなくなっている様子。
 
環境を変えた方が早いかなとも思い、私が住んでるところにきて転校するか?
と提案するものの、無理ーやし、て。本人。
 
確かに安易な考えかもやけど、迷路に迷ってしまったネズミのような、行き先が全く見えない少年な心が難し過ぎると悩んだ48歳。
 
世界は広いし、色々な人がいて、世の中おもしろい事もあるのだ‼️
そして、知識を持つ事で、もっと選択肢が増えるのだと伝えたいけど上手く伝えられない、
このもどかしさ。
 
若者の繊細さに驚いた本日。
まあ、詐欺にあった叔母の話など聞きたくはないだろうし、言わないけど、人生のアップダウンを山程経験した人に頼る事も必要やと思うよ。
少年。

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